どんどん新しい事にチャレンジしていきたいと思っている

まだたくさんの人は、不安と期待を持って説明会に参加されたり、ホームペー ジを覗いているのでしょう。 これまで目の悪かった私達は、何度もこの手の話の真贋を体験することでしか、確認できなかったのだからそれは無理らしからぬこと。 生の情報なんて、なかなか手に入れられなかった昔と違い、インターネットで こうした、最新の情報に触れられるようになったことは、大変良い事です。
では、早速経過報告を・・・
僕も眼鏡やコンタクト無しでは、「生活できません・・・」。もしも離れ小島で遭難したら、最初に死んじゃう端役(笑)。 そんな役柄しか神様は与えてくれない状態でした。 そんな僕でしたが、最新のLASIKを希望して説明会や検査に臨みました。
しかし、PRKのほうが視力が出せると説明されたため、迷いましたが中途半端は嫌い な方なので、どうせやるなら後悔しないようにPRK手術に踏み切りました。(結局最後は、自分で決める事。 この先の世界を覗くか止めるか、すべて自分の 責任です。 でももし不安に思って誰かに肩を押して欲しいのなら、ちょっとだけ助言いたします。 
先生やスタッフの皆さんを信頼する事です。 そして見えるようになった自分を想像して下さい。どんどん新しい自分が見えてくるはずだから。)
手術当日直前の検査で「緊張してますか?」の一言で本当の意味で緊張が始まった。日本では数少ないPRKでの両眼手術に、多少の不便は覚悟の上。 痛いのも一週間のうち、数日の事だから別に、片目づつにこだわる事も、ないと思います。
レーザーで最初照射すると、蛋白の焦げる匂いに「あー始まったんだ。もう後戻り出来ないぞ。」この時に痛みはまったく無い。 照射の時間が僕は長くって30秒ぐらいだったけど、結構集中力は必要とします。 でも心配はいりません。ちゃんと先生達が診ていてくれています。
僕にはその姿は見えなかったいけど(笑)手術後二日目〜三日目にして順々に右目、そして左目に痛みが襲ってきた。 それでも我慢出来ない痛みでは無く、鎮痛剤でなんとかしのげる程度の痛み。 この時はもうす でに幾らかは見えていて、身の回りの事ぐらいは出来ます。
手術後四日目〜六日目保護用コンタクトを外すと、光が乱反射して見えにくい感じ。ちょっぴり不安もあるが、ソフトコンタクトを外した後はこんな感じだったかな〜。 まだまだ車の運転は、正直いって危ない気はします。とくに夜間は光の洪水だから・・・。
手術後七日目以降毎朝の安定感はなかなかない。 徐々に一日を通して視力が安定していく感 じ。 時たまある光がさすような感じは、サングラスでなんとかなります。 この時点でなんともならないのは、むしろ近くの細かい字が読めない事。 この若さで老眼を疑似体験するなんて(笑い)・・・この状態は結構後を引きま した。 一ヶ月近くはこの不自由さに苦労しました。 しかしもう車の運転は日中は問題ないかな〜(個人差はあるけど、僕は五日目には名古屋〜浜松を運転して仕事もしていました。)
手術後一ヶ月後もう日中の不自由さは何もありません。痛みもないし、細かい字も見えるよう になりました。 しいていえば術前から言われていた、夜間に生じるグレアやハロー といった症状が残っている事ぐらいかな。 確かに夜間の運転をする人にはちょっと不都合な症状だけどこれも程度差があるようだから、全て画一的に適・不適を判断する事も無いんじゃないかな。
今では僕自身、眼鏡やコンタクト無しで、すっかり忘れていた生活に戻れた事 はとても大きい事だし、これからはどんどん新しい事にチャレンジしていきたいと思っている。 大袈裟だけど自分自身かわったと思うよ。 どういうかたちであれ、出会ったチャンスは自分で掴まなくっちゃ次のステップには進めません。 
これを読んで手術可能と言われた一人でも多くの人が、すこしでも早くこの忘れていた世界を体験される事を望んでやみません。

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