セントラルアイクリニックでも3月末で終了となる先進医療としての多焦点眼内レンズの取り扱いがどうなるのかというお問い合わせが増えています。
先進医療特約を使った多焦点眼内レンズ挿入術は、現在駆け込みで3月中旬まで一杯で、3月中に手術をお受けできない可能性が高いです。

4月以降の多焦点に関しては、選定医療になることがほぼ決まりました。これは、200床以上の大病院への紹介状のない初診が自費で3000円~5000円程度自費で支払いするのも選定医療です。混合診療ではなく、保険+自費で診療できるということになります。もちろん、民間の先進医療特約は使用できません。

眼科の多焦点あるいは乱視矯正、2焦点、3焦点が、現在の白内障手術の保険点数+自費の選定医療で多焦点が入れられるというものになります。施設により、入れる眼内レンズの種類により金額が変わると思いますが、詳細は現時点では不明です。公的保険での3割負担と自費の支払いになると思います。

先進医療の使えない自費の多焦点眼内レンズはこれまでどおり、全て自費診療と言うことですので、これに関しては変わりありません。
選定医療の自費部分も年末の医療費控除の対象になりますので、4月~自己負担が増えますが、完全自費にはなりませんでしたので、良かったのではないかと考えています。

     

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