めがね無しに遠くが見える感動は大きかった

私は現在46歳であり、世にいう中年の仲間に属する。
10台半ば(中学生時代)よりめがねのお世話になり約30年がたつ。LASIK手術をする以前は、入浴や就寝以外、めがね無しの生活は考えられなかった。
(手術前の視力検査では、視力=0.02で 約-10D の最強度近視)

こんな私が近視矯正手術を受けようと考え初めたのは、
・最近仕事上 パソコン画面/資料を見るに際し、疲れを感じ始めた事
・健康診断で、視力低下が認められた事
からである。 日常生活では通常使用のめがねを使用し、デスクワーク等では弱めの近視鏡を使用するという生活になっていた。おそらく老視の方も進行し、目のオートフォーカス機能に支障が生じてきたためであろう。

近視矯正手術を知ったのは、1990年代前半の事である。仕事関係の営業担当者が、ソ連に行き手術を受けてきたと言うのである。当時は、そんな人もいるのかと思ったぐらいで、自分には無関係なものと思っていた。
最近では、出張時に海外(タイ)赴任者より、LASIK手術を受け視力が回復したという事を聞いた。私の(強度近視の)めがねを見てか、(手術しては)どうかと薦められたのを覚えている。 (タイは、医療関係技術は進んでおり、施術費用も安いとの事である)

以上の事をきっかけにLASIK手術を受けるに至ったが、まずは手術を受ける機関の選定である。”LASIK”をキーワードに検索し、LASIKとは? リスクは? 費用は? 期間は?等いろいろと調べた。
手術ともなれば、通院も何回か必要と思い、交通の便の良いセントラルアイクリニックにお世話になる事にした。中学生ぐらいに仮性近視治療以来、眼科にかかるのは30年振りである。

手術までに要した期間は、①LASIK説明会参加 => ②術前検査2回 => ③手術で約1ヶ月であった。
LASIK説明会の内容や術前検査でのカウンセリング等、まだ知識不足が原因で不安の残る私にとっては非常に参考になった。 私自身が、
・強度の近視(-10D)である事
・角膜の厚さ等によりレーザーで削れる量に制限がある事
・老視が始まっており近視を残す様にした方が、近くを見る時に都合が良いという事である。 今後の事も考えて、少しの近視を残す事となり、その様に手術を受けた。

実際に手術を受けてみて、手術時間は両目で30分弱であり、想像していたより簡単に終わったという印象である。 目そ のものに痛みは無く、開眼機で目を強制的に開けさせられる事の痛みの方が記憶に残っている。 手術直後は、目がしょぼしょぼして不快感はあるものの、手術 当日だけの事でり、めがね無しに遠くが見える感動は大きかった。手術後2日間は、目の水が入らない様にと洗髪の制限があり、頭が痒かった事を覚えている。

手術後1ヶ月ほどたつが、現在では、通常はめがね無しの生活となり、夜間での車の運転時やテニス等のスポーツ時にのみ めがねを掛ける生活を送っている。老視により心配されていた近くの視力も、大きな支障は出ていない。手術前には、悪い(近視)ながらも機能している目に手 を加える事には、多少の抵抗もあったが今では、手術をして非常に良かったと思っています。

最後に、手術をして下さいました渥美先生、看護婦・スタッフの皆様、本当に有難うございました。
今後の検診等も、宜しくお願いいたします。

院長よりのコメント:海田様は少し近視を残し(右-1D/左-2D)、遠くよりも近くをよく見えるように設定、左右度数が異なるモノヴィジョンにしてあります。

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