「素顔に慣れてないから戸惑ってる」

病院から歩いて帰れる自宅のキョリを目がショボショボしながら、途中で止まって目を閉じていつもの倍以上かけて歩いて帰った時、「明日は見える」って寒い風に当たりながら心は温かい状態で帰途しました。
術後翌日  
昨夜は右目だけが痛みがあり、また右目の端少しが赤くなってたので院長先生に問いただした所、問題ない事が分かり安心しました。 実は昨晩からとても気にしてたんです(笑)。今日は昨日と違って堂々と上を見て歩いて帰りいろんな看板が裸眼で読めた事に嬉しい気持ちでした。
術後3日目  
入浴できました。 お風呂に入りほんとに笑えた事は「あんなところに字が書いてあったんだぁ」って事です。‘点検口フタの外し方‘って浴室の天井に記載されていて、もう5年以上住んでいるのに初めて知りました。  
またお風呂で鏡に映った私の顔や浴槽内の体や湯の透明さが鮮明に見えた事は何か神秘的なものでした。   
術後4日目  
初運転をしました。短キョリの走行でしたがやはり目って疲れるんだって思い知らされました。 また、TVやPCも相当目を疲れさせるモノだと身にしみました。 これからは凝視していた私の目を労わり今まで感じなかった疲れを知り、目は大事にしなきゃって思う事が出来ました。
術後5日目  
外出時に保護サングラスをかけなくてはいけないのについつい忘れる事が多くなりました。でもすぐ取りに帰って・・と結構気にかけてる自分がいる事に気づきました。 私は乱視が少々残る状態で手術してもらいました(院長先生は老眼になりにくいと 言ってもらえたし)ので若干ぼやける状態ではあります。
メガネで矯正してた時は相当キツかったのかも知れませんが、当初は、アッ・・・メガネって(近視は良くなってるのに若干の乱視のおかげで) そう感じる事がありました。
友達に術後「素顔に慣れてないから戸惑ってる」って言った時、目のいい彼女は どういう意味が分からなかったそうです。  だってメガネかけないと自分の顔見えないんですもんね・・・今までは。 メガネかけた自分は良く知ってるけど外した自分はぼやけすぎてたワケですから それを知った彼女は大爆笑したそうです。 でも裸眼で不住ない生活が出来る事は本当に有難い事です。 この価値観はお金じゃぁ買えないもっと奥深いものですね。 でも今後一番安心なのはたとえ東海大震災が起こった時「アッ・・・メガネって」探さなくても すぐに逃げれる体制がとれる事です(しかし、実際に起こっては困りますが・・・)。
本当に院長先生はじめスタッフの皆様ありがとうございました。 心身ともに変化できそうです。

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