ちょっと離れて見る自分の顔はとても非日常でした

《きっかけ》
高校三年生の時に黒板の字が見づらくなり医師の診断を受けメガネを掛け始めました。当初は掛けたり掛けなかったりでしたが、大学、社会となるに従ってメガネは次第 に私の顔になくてはならないものになって行きました。
私は建築の設計を仕事にしましたので、細かい作業と連日の徹夜等で社会に出てか らも近視が進み、30歳過ぎてもメガネを新調するたびに度数が増えて行く次第でし た。
近視矯正については10年程前に知人が「角膜をメスで切って直す」 事をしていま したので知識としてはありましたが、術後も不安そうな知人を見て、かえって恐怖感 を覚えていました。
その後、私にも子供が出来、一緒に遊ぶようになるとメガネはとても邪魔なものに なりました。 先日まで掛けていたメガネも子供の攻撃を受けて変形して来ましたので、作り替え ようかと思っていたある日、新聞で「レーシックについて」という囲み記事を見付け ました。
渥美先生の書かれた記事で、とてもわかりやすく理論的に書かれていました。 その後、数週間に渡って記事はその新聞に連載されていましたが、レーシックに対 して興味が俄然湧いてきました。 説明会に出席出来たのも殆ど偶然のようなものでした。
たまたま名古屋駅に仕事で出掛けた時に、知人とターミナルホテルでお茶を飲んで いたんですが、偶然隣に座っていた人達が説明会の話をしていて、聞くとも無く聞い ていましたら「説明会が今日、これからある」事がわかり、これも何かの縁だろうと 私も飛び入りで参加させて頂く事にしました。
説明会は渥美先生のお話がとてもわかりやすく、また先生の自信や情熱が伝わって来ました、それまでは正直半信半疑だった私も出席していた方の多さや熱心さにぐっ と引き寄せられました。 説明会の最後にアンケートを書くんですが、またまた隣の方のを覗き見しましたら「手術を受けたい」と言う項目に大きく丸が書いてあるのを見付け、私は安心して適性検査を受ける事にしました。
《適性検査を受けて》
適性検査の日は予定を何もいれてなかったんですが、前日知 人に不幸があり葬儀に出る為に高山まで行かなければならなくなりました。これは困ったと思いクリニックに電話をしましたら、とても丁寧に時間の変更に応 じていただけました、(その節はご迷惑をおかけしました)。
適性検査では、とても綺麗な看護婦さんが丁寧に親切に手際良く検査をしてくれま した。渥美先生とも直接お話が出来、私の目はレーシックを受けるのに適しているとの診断を頂きました、またいろいろと不躾な質問をさせて頂きましたが、丁 寧かつ熱心に お答え頂き「この方には安心してお任せ出来る」と確信して手術を受ける事を決めま した。
《術前検査を受けて》
この頃になると、セントラル・アイ・クリニックがとても居 心地よくなって来ました。皆さんとても明るくてテキパキしてみえて、明るいインテリアも含めて、不思議な事にいるだけで「癒される」気がして来ました。 実はこの検査の日も私の我儘で無理矢理決めていただいたんですが手術日との兼ね合いも含めていろいろと考慮して頂きました。
ただ、検査の最中に瞳孔を開く目薬を差したんですが、これは辛かったです。 「近くが見づらくなる」 とは聞いていましたが、これ程だとは思いませんでし た。また、眩しいことと言ったらありませんでした。 翌日なんかは目をつぶっていても眩しかったですし、翌々日は車で出掛けたんです が、かなり濃いサングラスをかけていても危険を感じ運転中はとても緊張しました。 個人差もあるんでしょうが私の場合、丸三日間は何も出来ませんでした。
《手術を受けて》
当日は私も含め六人の方が受けられたようです。 私は先生によると「簡単」な患者だそうで、一番先に手術台に上がりました。 でも、やはり緊張しますね、それまでは「なんだかウキウキ」してましたが先生方の青い手術着を見たとたんにどっと緊張してしまいました。
術中は「目が動いたらどうしよう」とか「今、地震が来たら」とか他の方のレポートにも書かれていた事ばかり気にしてました。事前に看護婦さんに「抱き枕が ありますから」と言われてましたが、あれがあんなに効果が有るものだとは思いませんでした。
手術自体は先生の優しい言葉掛けによって進捗状況もわかりましたし、何の不安も 無くアット言う間に終わりました、こんなに簡単で良いのだろうか?と思うぐらい呆 気なかった気がしました。 その日は若干目がコロコロして涙が出ましたが、良く見えました。でも、苦しかったのはあの保護メガネです。 「何だか怪しい」のはクリア出来たんですが、私の顔には馴染まず保護されている どころか、かえって危険を感じましたので、その日は保護カバーを早々に付けていま した。 これは案外快適で、良く眠れますし病み付きになりそうです。
《翌日》
例の保護メガネをづり落としながら検査に向かいました。 左が1.6右が1.0と診断されました。 右はちょっとぼやける感じでしたが、二日経った今日は少し良くなった気がしま す。 検査が終わってからはサングラスを買いに行きました、もちろん「度無し」です、 サングラスも度が入ってないと安いんですね、驚きました。
《今》
今は言い付けをまもり目薬をさしながら普通にしています。新聞も、テレビも字ももちろん裸眼です。 痛みも全く無くて、本当に手術を受けたのか信じられないぐらいです。 まるで魔法を掛けてもらったようですね。 説明会が11月29日で手術が12月21日でしたので、その思いも強いんじゃないかとも 思います。
レーシックを受けて他に以外だった事が、案外受けた人が多い事と、興味をもって いる人が多くてメガネやコンタクトを止めたいと切実に思う人が多い事でした。 それから、私としての一番以外だったのが、「自分の顔」でした。 メガネを掛けている顔はもちろん見てますし、裸眼でもアップは見ていましたが、 ちょっと離れて見る自分の顔はとても非日常でした。 あと一年ちょっとで40歳ですが自分の顔を眺めながら「責任」と言う字が思い出さ れました。
とりとめも無く書きまして最後になってしまいましたが、「レーシック」と言う魔法の技術を駆使して渥美院長並びにスタッフの皆様が、これからも発展される事を 願って止みません。
私は、自分の目をお預け出来る、本当に信頼できる方々に出会えて良かったと思っ ています。今後共検査でお世話になりますが、何卒宜しくお願い致します。

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