『案ずるより産むが易し』

小生は院長と同級の呼吸器内科(45歳)です。
3月16日にLASIK手術を受けましたので、医師の立場・視点より受診から検査 ・ 手術の手順に対する 感想を報告させて頂きます。
受診は、真新しいクリニック、真新しい検査器具、どれをとっても言うことはあ りません。そして、スタッフも良くトレーニングを積んでおり、全く不安な心を抱くことなく流れるように手順よく進んでいきます。検査に関しても、事前に何 の検査かの説明があり、いわゆるインフォームド・コン セントがしっかりできています。
さて、肝心の手術ですが、まず非常に清潔な状態で、用心深く行われているようです。小生が一番心配していたのは、マイクロケラトームの刃ですが、1回1回 ディスポで真新しい刃で実施することで、感染に対する心配は全くありませんでした。そして痛みはと言うと、とかく医療機関は痛くないと言っておいて、痛い 場合が 多いのですが、本手技に関しては、本当に全く痛みはありません。医者が言うのですから間違いあ りません。ただ、術後一定の時間(4〜5時間)うっとうしい感じがするくらいです。 決して痛みではありません。
視力の回復は、人によって違う(特に年齢により)と思いますが、小生の場合は、翌朝R=1.2 L=0.4 夕にはR=1.5 L=0.8 術2日後R=1.5 L=1.2  術3日後R=1.5 L=1.5と日毎に回復しました。
ただ視力が不安定で、時に見えづらいこともありますが、まだ術後6日にて今後更に安定した視力となると確信しております。
手術時間は、片眼約5〜6分、両眼で長くても20分、短ければ、15分位です。痛みもなく、手術時間も短く、その日に帰宅もでき、今後眼鏡との関りを殆ど 断てる画期的な手術で今は、受けて良かったとしか言いようがありません。今後、長期に渡る状態は不明ですが、理論的には重大な合併症は医師の立場から は、あまり思い当たりません。
費用は50万とやや高価ですが、価値観を見出せる人には是非勧めたいクオリティ・オブ・ライフ(QOL) を良くする手術です。 手術を受けるにあたって、悩んでいる人々へ この言葉を贈ります。
『案ずるより産むが易し』 (45歳.医師.A・M)

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