以前より自分に自信がついたように思えました

私は、長らくメガネに頼る生活を送るうちに、少しずつ目が悪くなり、高校一年から現在に至るまで15年間で裸眼視力が、1.0から0.02まで悪化。仕事柄、地図を片手に運転することも多く、不慣れな他府県の道路を交差点名を頼りに運転する事が少なくありませんでした。
昼間は通常に運転出来ても、夜になると急に運転しにくくなります。メガネ屋さんでこれ以上は矯正しても視力は上がらないと言われてました。矯正視力で 0.7位でした。コンタクトレンズの方が夜は明るく見えると聞き、ソフトのコンタクトを試しましたが、常に頭痛がするような違和感があり、すぐにやめまし た。

以前から、視力回復の手術があるのは知ってましたが、具体的に知ったのは、世界バリバリバリューという番組でレーシッ クが詳しく取り上げられ、おおよその費用も放送され具体的に知ることができました。番組を録画し何度も見直すうちに、よしっ、やろうと決意しました。相談 した周りの人たちは、みんな誹謗中傷的な言い方ばかりでしたが、周りはあくまでも外野席。会社に有給の申請をして、検査、手術へ。

今でも手術の最中のことは、リアルに思い出します。フラップを作る時のカッターが、目の表面を動く瞬間が、なんとも言 えない恐怖でした。そのあとは、例えようもない幻想的な光を見つづけるのですが、今まで見たことのない不思議な光としか言いようありません。例えば、夜の 海に潜ったダイバーが、赤と青白い光を水面を通して見ている。表現すればこんな感じです。手術が終わった後かなり痛くなったので、もらった痛み止めに加え 市販の頭痛薬を使い、ようやく気にならないようになりました。隣のホテルで数時間休んだ後、すでに外出出来るようになっていました。

翌日の検査を終え、通常に勤務していましたが、眼鏡をしていないのに普通に見えているのが、あまりにも不思議でした。 その後、浴室に入る時にも、一瞬眼鏡をつけたまま、入ったかのような感覚になったり、目薬をさす時、眼鏡をはずす動作が出たりと、眼鏡を掛けている時の癖 が抜けませんでした。
3日後からは通常に車の運転をしていましたが、夜間の見え方に違和感があり、1週間経過したところで、ごくわずかに度の入った眼鏡を作りました。レーシッ クで完璧な回復は保証されないとは聞いていましたが、0.02の視力では、外した眼鏡がどこにあるのかも解らないほどだったのが、日常生活は裸眼で全く支 障ないレベルになっています。矯正視力で1.2を軽く超える見え方を手に入れました。条件が良ければ1.5程の見え方になっている気がします。また、夜間 の運転など特に視力が必要な時だけ眼鏡をかけさえすれば、ほぼ完璧な見え方にもなるので、本当にレーシックを受けて良かったと思います。

術後のちょうど1ヶ月後が、私の結婚式の当日でした。今まで、カメラを前にすると必ず、眼鏡を外してから写るようにし ていましたが、今回は小細工せずに、一生涯残る写真をとってもらうことができました。披露宴の会場で、大勢の人の前で挨拶した時、以前より自分に自信がつ いたように思えました。
その後の二次会で、レーシックの話題で、何人にも同じようなことを聞かれ、興味を持たれた時、自分が人より、一歩前に出たような優越感にひたりました。

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