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水素吸入器を自宅で:8月より水素吸入リース料が安くなりました。
30分水素吸入で2~3時間血中水素濃度が上がります。しかし、その後は血中水素濃度は元に戻ってしまいます。動物実験のデータでは5時間以上吸入すると、15時間血中水素濃度が高いという報告があります。昼間、5時間以上吸入するのは無理ですが、夜間就寝時の吸入であれば睡眠時間が8時間であれば、23時間血中水素濃度が高いことになります。つまり、1日のほとんどの時間、血中水素濃度が高いことになります。問題は金額でした。1か月55000円や3か月15万円の金額はありましたが、それでも、一般の人には高嶺の花でした。勿論、癌の治療のように、命にかかわることであれば、利用する人もあると思いますが、緑内障や網膜色素変性症、加齢性黄斑変性症などの場合、まだ、見えている。保険医療ではないということで、敬遠される方も数多くいらっしゃいます。当院では、まず、30分吸入前後の眼血流をOCTAで測定し、網膜神経線維が薄く、血流が悪い人が、水素吸入後眼血流が改善していることを確認した上で、週1回水素の吸入を勧めていますが、患者さんの中には、保険外の高額な治療を勧めるとSNSに投稿する人もいます。眼圧が高い人には点眼や手術で眼圧を下げる治療をしますし、黄斑浮腫も抗VEGF抗体注射で治療できない場合に、可能であれば、水素の吸入を勧めているだけです。ただ、金額的に、一般の方に高額なのは十分理解していますのでメーカーの方には水素流量は水素単体の場合毎分250ml以上、水素と酸素の混合の場合毎分600ml以上であれば、十分だから(そのために、流量別の効果を提示)、吸入量を増やして金額を上げるのではなく、むしろ減らして減額して欲しいと何度も訴えてきました。それがようやく実り、各メーカーとも、小型の機器を開発し、リース料金を下げる戦略に変えてきました。1社が下げると、他のメーカーもそれに倣えで、1か月25000円から35000円というこれまでと比較し、リーズナブルな値段設定になりました。もちろん、効果のないメーカーは扱いません。当院できちんとデータのある機器をご紹介いたします。私の、緑内障と高濃度水素吸入の論文が、ようやくアクセプトされました。眼科で水素の臨床論文がアクセプトされるのは初めてだと思います。