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白内障手術:術前検査
白内障の術前検査の前には、まず、カウンセリングを受け、どのような眼内レンズにするか決めた後、術前検査を行いますが、コンタクトレンズを装用している人は、ハードCLだと3週間、ソフトCLの場合は2週間外さないと術前検査ができません。術前検査では眼軸長と角膜形状から眼内レンズの度数を決めます。単焦点の場合、中間や、近くにピントを合わせる場合は、多少、度数の誤差があっても問題ないですが、単焦点でも裸眼で1.0見たい場合や、多焦点眼内レンズの度数合わせは、正確に測定しないと、術後の見え方が、眼鏡を装用した方がよく見えるということもあり得ます。特に多焦点の場合は、セントラルアイクリニックでは適応検査、カウンセリング、術前検査と少なくとも、3回の測定があります。勿論、術前検査の値で、度数を決めますが、そのあたりが、ORT(視能訓練士)がいる施設と、OMAなどの普通の検査員が検査するのでは、かなり異なります。多焦点眼内レンズの不満のほとんどは、術後裸眼で遠くも近くも見えるかどうかにかかぅってきます。そのほとんどは、術前検査の正確性です。それは、一般の患者様にはわかりませんが、多焦点眼内レンズの場合はオーダーメイドの眼内レンズは度数が0.01Diopter単位で決めます。球面度数も乱視度数も0.01D単位です。1つとして同じレンズがなく、その人だけの眼内レンズをオランダで作って、日本に輸入します。通常の多焦点眼内レンズは単焦点と同じで球面度数は0.5D単位です。乱視は1.5D単位です。つまり、球面度数は0.5D程度の誤差はあり得ますよ。乱視は1D以内にしますよというのが、コンセプトです。ですから、球面と乱視を合わせると1D程度の誤差がでることがあるのです。もちろん、それでは見えなかった人にとってはとてもハッピーですが、裸眼で遠くも、近くも1.0見たい。特に眼鏡やコンタクトレンズで術前から1.0以上見えている人にとっては、結果が全てです。見え方の質を上げるために手術するわけですから、術前検査は非常に大切です。また、度数の誤差が術後に残れば、タッチアップ(LASKやPRK)で度数を修正できることも大切です。