ブログ

院長ブログ

Lentis Mplus x toric:オーダーメイド多焦点眼内レンズ

私は40歳代に両眼LASIK手術を受け、60歳の時にLentis Mplus x toric(LMPxT)を入れました。その時には、オーダーメイドのLMPxTは圧倒的に良い多焦点眼内レンズでした。通常の多焦点は球面度数は0.5Diopter単位、乱視度数は1.5D単位ですが、LMPxTは0.01D単位ですので、度数のずれが少なく、タッチアップ率(術後度数のずれで、LASIKやPRKを受ける割合が、大幅に減ります。また、4点支持ですので、IOLの回転もありません。屈折型ですので、光は100%入りますので、暗いところでもよく見えます。LMPxT以外は回折型でしたので、光量が多少落ちますし、コントラスト感度の低下もあります。ただ、唯一欠点として、近方が下方、扇状に入っていますので、下方にグレアがでます。私はLASIK術後でしたし、術後の度数の誤差を減らしたいのと、暗室でカルテを見ることから、LMPxTを選びました。これは間違いではなく、術直後から良く見えていました。

最近は、回折型ではなく、EDOFの焦点深度拡張型多焦点眼内レンズが多く発売され、検査装置も良くなり、以前より、度数の誤差も少なくなりましたが、眼底疾患がある。乱視が非常に強い、高度近視や高度遠視の場合はやはりLMPxTの出番になります。