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白内障の多焦点レンズとは?仕組み・費用・適応を眼科専門医が解説|名古屋


多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL)とは?白内障手術のレンズ選びを眼科専門医が徹底解説

「白内障の手術を勧められたけれど、レンズの種類が多くて何を選べばいいのかわからない」——そんな戸惑いを感じていませんか?

実は、白内障手術で選ぶ眼内レンズの種類によって、術後の「見え方の快適さ」は大きく変わります。特に多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL)は、遠くから近くまで幅広い距離をカバーできるため、術後に眼鏡やコンタクトへの依存を減らせる可能性が期待できます。ただし、適応条件や費用・見え方の特性を正しく理解してから選ぶことが大切です。

この記事では、眼科専門医の視点から多焦点レンズの仕組み・メリット・注意点・費用の目安を丁寧に解説します。

✅ 多焦点レンズと単焦点レンズの違いと選び方のポイント

✅ 多焦点レンズが向いている人・向いていない人の特徴

✅ 手術の費用感・保険適用の有無・術後のアフターフォローの重要性

白内障と眼内レンズ——なぜ「レンズ選び」がそんなに大事なのか

白内障は、目の中にある水晶体が白く濁ることで視力が低下する病気です。加齢とともに進行することが多く、60代では約70%、80代ではほぼ全員に何らかの白内障の所見があるとされています。

白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の「眼内レンズ(IOL)」を挿入します。この眼内レンズは一度挿入すると基本的に半永久的に使い続けるものです。だからこそ、どのレンズを選ぶかが、術後の生活の質に直結する非常に重要な選択となります。

「見えにくい」だけじゃない——白内障が日常生活に与える影響

白内障が進行すると、視力低下だけでなく、コントラスト感度の低下・夜間の光がぼやける・色の見え方が変わるといった変化が現れます。読書・スマートフォンの操作・運転・手仕事など、あらゆる日常動作に影響が出るため、進行具合によっては早めの対応が望ましい場合があります。

また、白内障が老眼と同時に進行しているケースも非常に多く、「遠くも近くも見えにくくなった」という状態で来院される方が多くいらっしゃいます。このような方にとって、手術の際に多焦点レンズを検討することは、老眼の問題にも同時にアプローチできる手段として注目されています。

よくある誤解——「白内障手術は視力を戻すだけ」は本当?

⚠ 白内障手術は「ただ白内障を治すだけの手術」ではありません

「白内障手術をしたら視力が上がるだけで、老眼は関係ない」と思っている方は少なくありません。しかし実際には、眼内レンズの種類によって術後の「見える距離の範囲」が大きく異なります。従来の単焦点レンズは特定の距離にピントを合わせるため、別の距離には眼鏡が必要になります。一方、多焦点レンズは複数の距離にピントが合う設計となっており、日常的な眼鏡依存を減らすことが期待できます。

多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL)の仕組みと種類

Point 01

多焦点レンズとは——複数の距離にピントを合わせる設計

多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)は、レンズ面に複数の焦点をもたせる特殊な光学設計により、遠距離・中間距離・近距離のいずれかまたは複数の距離に同時にピントが合うように設計されています。回折光学系・屈折光学系・EDoF(焦点深度拡張型)などの方式があり、レンズによって対応する距離の組み合わせが異なります。個人の目の状態や生活スタイルに合わせて、医師と相談しながら選ぶことが重要です。

Point 02

2焦点・3焦点・EDoFの違い——それぞれの特徴

多焦点レンズは主に「2焦点(遠・近)」「3焦点(遠・中・近)」「EDoF(焦点深度拡張型)」に分類されます。2焦点は遠くと近くに対応し、3焦点はパソコン作業などの中間距離もカバーできます。EDoFは焦点の幅を広げることで自然な見え方を得やすい設計です。どのタイプが合うかは、精密な術前検査と専門医によるカウンセリングが不可欠です。

Point 03

単焦点レンズとの根本的な違い

単焦点レンズは一つの距離(多くは遠方)にのみピントが合う設計です。白内障手術の標準的な選択肢であり、保険適用で受けられます。一方、多焦点レンズは複数の距離に対応するぶん、光の分散による「ハロー・グレア(光の輪やまぶしさ)」が生じやすい点が単焦点と異なります。近年はこれらを軽減した改良型レンズも登場しており、見え方の自然さは向上しています。ただし個人差があるため、医師による詳しい説明と十分な理解のうえで選択することが大切です。

多焦点レンズ vs 単焦点レンズ——比較表で整理

比較項目 多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL) 単焦点レンズ(保険適用)
対応距離 遠・中・近(タイプにより異なる) 主に遠方(1距離のみ)
眼鏡依存度 軽減が期待できる(個人差あり) 別距離に眼鏡が必要になることが多い
費用 自由診療(要問合せ) 保険適用(自己負担あり)
ハロー・グレア 生じやすい場合がある(改良型あり) 比較的少ない
老眼への対応 同時にアプローチが期待できる 老眼の解消は期待しにくい

多焦点レンズが向いている人・向いていない人

多焦点レンズはすべての方に適しているわけではありません。適応かどうかは、目の状態・生活スタイル・職業・趣味など、さまざまな要素を踏まえて判断します。

✅ 多焦点レンズが向いている方

○ 眼鏡・老眼鏡への依存をできるだけ減らしたい方

○ アクティブに外出・運転・スポーツを楽しむ方

○ スマートフォンや読書など手元の作業も多い方

○ 白内障と老眼が同時に進行している方

○ 術前の精密検査で適応と判断された方

⚠️ 慎重な検討が必要な方

△ 角膜形状が多焦点レンズに適していない場合

△ 夜間の繊細な視力が職業上必須の方

△ 強い乱視・不正乱視がある場合

△ 緑内障・網膜疾患など他の眼疾患がある場合

△ ハロー・グレアへの感受性が高い方

⚠️ 注意:インターネットの情報だけで判断しないでください

多焦点レンズの適応は、角膜の形状・眼軸長・瞳孔径・他の眼疾患の有無などを詳細に検査したうえで判断されます。自己判断でレンズを選ぶことは難しく、また一度挿入したレンズを交換することは容易ではありません。術前の精密な検査と専門医による十分なカウンセリングを必ず受けてください。見え方には個人差があります。

「老眼も一緒に治したい」という方への選択肢として

白内障と老眼が同時に進行している方にとって、白内障手術は見え方をリセットする大きなチャンスでもあります。単焦点レンズでは術後に老眼鏡が必要になることが一般的ですが、多焦点レンズを選ぶことで、遠くも手元も眼鏡なしで見える日常に近づける可能性があります(個人差があります)。ただし、近くの字の見え方や夜間視力への影響を含めて、生活全体のバランスを考えた選択が重要です。医師と丁寧に話し合うことが、後悔しない選択につながります。

手術の流れと術後の見え方・注意点

白内障手術(多焦点レンズ挿入)の一般的な流れ

白内障手術は一般的に局所麻酔(点眼麻酔)で行われ、超音波乳化吸引術によって濁った水晶体を砕いて吸引し、眼内レンズを折り畳んだ状態で挿入します。切開は2〜3mm程度の小切開で行われることが多く、多くの施設で日帰り手術が可能です。手術時間自体は15〜30分程度が目安ですが、前処置・術後管理の時間を含めると半日程度の来院が必要な場合があります(個人差・施設差があります)。

術後の見え方が安定するまでの期間と注意事項

術後すぐから視力の改善を感じる方が多いですが、見え方が完全に安定するまでには数週間〜数ヶ月かかる場合があります(個人差があります)。多焦点レンズの場合は、脳が新しい見え方に慣れる「ニューロアダプテーション(神経適応)」の期間が必要です。この期間中はハローやグレアをより強く感じることがありますが、多くの方は徐々に気にならなくなっていきます。

⚠️ 術後に気をつけたいこと

・術後は医師の指示に従った点眼薬を決められた期間継続してください

・水・ほこり・強い光(紫外線)への曝露は術後しばらく避けてください

・激しい運動・水泳・目をこする行為は術後一定期間控えてください

・視力の急激な変化・強い痛み・光視症などがある場合はすぐに受診してください

・後発白内障(術後にレンズが曇る現象)が起こる場合がありますが、レーザー治療で対応できることが多いです

費用について——保険適用と自由診療の違い

単焦点レンズを使った白内障手術は健康保険が適用され、自己負担額は術式・年齢・所得区分によって異なります。一方、多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)を選択した場合は自由診療(全額自己負担)となります。費用の詳細はレンズの種類・医療機関によって異なるため、詳しくはクリニックへお問い合わせください。医療保険の高度先進医療特約に加入している方は、費用の一部がカバーされる場合があります。

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名古屋・愛知で白内障・多焦点レンズを検討するなら——医療法人セントラルアイクリニックのこだわり

👨‍⚕️ 全医師が日本眼科学会認定眼科専門医——院内のすべての医師が専門医資格を保有。保険診療から多焦点レンズ手術まで一貫した体制で対応しています。

📋 術後10年間のアフターフォロー——年1回の定期検診案内、術後24時間対応の専用電話を設置。名古屋市中村区に拠点を置き、長期的な安心をサポートします。

🏥 厚生労働大臣承認医療機関——高度先進医療特約が使える認定施設です。医療保険の特約をお持ちの方はご確認ください。

🔬 大学病院レベルの検査・手術設備——愛知県名古屋市中村区の桜通豊田ビル14Fに、精密な術前検査機器を整備。適切なレンズ選択を支える高精度な診断が可能です。

💬 丁寧なカウンセリングと月1回の無料説明会——ICL・多焦点レンズの無料説明会と適応検査を同日実施。疑問を解消してから手術を検討できる環境を整えています。

👨‍⚕️ 院長 渥美 一成(アツミ カズナリ)より

「医療は究極のサービス業」という信念のもと、私自身もレーシック手術を受けた経験から、患者さんの不安な気持ちはよく理解しています。白内障・多焦点レンズの選択は、術後の生活の質に直結する大切な決断です。お一人おひとりの目の状態・ライフスタイル・ご希望を丁寧にお聞きし、最も納得のいく選択ができるようサポートしてまいります。「患者さんの目に一生責任を持っていきたい」——その想いで、術後10年にわたるアフターフォローを徹底しています。まずはどうぞ安心してご相談ください。

白内障・多焦点レンズに関するよくある質問

Q多焦点レンズと単焦点レンズ、どちらを選べばよいですか?
A一概にどちらが優れているとは言えません。眼鏡への依存を減らしたい・活動的なライフスタイルの方には多焦点レンズが適している場合があります。一方、目の状態によっては単焦点レンズの方が安定した見え方が得られる場合もあります。精密検査の結果と生活スタイルをもとに、医師と一緒に検討することが大切です。見え方には個人差があります。
Q多焦点レンズは保険が使えますか?費用はどのくらいかかりますか?
A多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は自由診療(全額自己負担)となります。費用はレンズの種類や医療機関により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください。医療保険の高度先進医療特約が適用される場合がありますので、ご加入の保険内容をご確認ください。当院は厚生労働大臣承認医療機関のため、特約対応が可能です。
Q手術後に見え方が気になった場合、どうすればよいですか?
A術後の見え方には個人差があり、多焦点レンズの場合は脳が慣れるまで数週間〜数ヶ月かかる場合があります。強い痛み・急激な視力低下・光視症などが現れた場合はすぐに担当医に連絡してください。当院では術後24時間対応の専用電話を設けており、術後の不安なときにもすぐにご相談いただける体制を整えています。
Q名古屋駅からアクセスできますか?予約は必要ですか?
A当院は愛知県名古屋市中村区の名古屋駅から徒歩3〜5分、地下鉄桜通線「国際センター駅」からも徒歩約5分の好立地にあります。地下街からのアクセスも可能です。14時以降の受診には事前予約が必要です。まずはお電話(受付時間10:00〜17:00)またはWEBからお気軽にご相談ください。

📝 この記事のまとめ

✅ 多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL)は複数の距離にピントが合う設計で、白内障と老眼の両方にアプローチが期待できる

✅ 単焦点レンズは保険適用・多焦点レンズは自由診療。それぞれの特徴を理解したうえで選ぶことが大切

✅ 適応かどうかは精密検査と専門医によるカウンセリングで判断。自己判断は避けること

✅ 術後は定期検診と正しいケアが視力を守るうえで重要。術後のサポート体制を確認して施設を選ぼう

✅ 見え方には個人差があるため、医師と十分に話し合い、納得したうえで手術に臨むことが後悔のない選択につながる

白内障・多焦点レンズのご相談は、名古屋駅すぐの眼科専門施設へ

全医師が日本眼科学会認定眼科専門医。術後10年のアフターフォローと、24時間対応の専用電話で、名古屋市中村区から地域の患者さんの「見える喜び」を長期的にサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

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監修医師プロフィール

渥美 一成(院長)

名古屋駅に日帰り白内障手術と屈折矯正手術センターを開設して今年で25年目を迎え、屈折矯正手術9121眼、白内障手術6437眼、緑内障手術563眼、網膜硝子体手術69眼、硝子体内注射975眼、その他634眼(令和7年12月現在)を行わせていただきました。

資格・所属学会:日本眼科学会専門医、ASCRS、ESCRS、JSCRS、ARVO、日本眼科学会、日本神経眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本緑内障学会、日本眼光学学会 各会員

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。