ブログ

院長ブログ

白内障手術の費用はいくら?保険適用・自由診療の違いを眼科専門医が解説|名古屋


白内障手術の費用はいくら?保険適用・レンズの種類・制度活用まで眼科専門医が解説

「白内障と診断されたけれど、手術の費用がどのくらいかかるのか見当もつかない…」そんな不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

白内障手術の費用は、選ぶ眼内レンズの種類によって保険適用の手術から自由診療まで大きく異なります。ひとつの目安として、保険適用の単焦点レンズ手術であれば健康保険の自己負担割合に応じた費用(高額療養費制度の対象)が基本となり、多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL)を選ぶ場合は自由診療となるため別途費用がかかります。

どちらが自分に合っているかは、目の状態・生活スタイル・費用面を総合的に判断する必要があります。

✅ 白内障手術の費用の仕組みと保険適用の範囲

✅ 単焦点レンズと多焦点レンズの違いと費用の目安

✅ 高額療養費制度・生命保険特約を活用した費用の抑え方

白内障手術を前に「費用がわからない」という不安はごく自然なこと

白内障は、目の中にある「水晶体」が白くにごっていく病気です。日本では70代の約9割、80代以上ではほぼ全員に白内障の所見があるとされており、非常に身近な眼の疾患のひとつです(個人差があります)。視界がかすむ・まぶしさを感じる・夜間に見えにくいといった症状が進行すると、日常生活に大きな支障をきたします。

眼科を受診して「白内障手術が必要ですね」と言われたとき、多くの方が最初に気になるのが費用のことです。「保険は使えるの?」「自由診療と何が違うの?」「高額になると聞いたけど…」といった疑問は、手術を検討するうえでとても大切なポイントです。

費用への不安を抱えたまま手術に踏み切れずにいると、白内障がさらに進行して視力の低下が著しくなることもあります。正しい知識を持つことが、後悔しない選択への第一歩です。この記事では、白内障手術の費用の仕組みをわかりやすく整理してお伝えします。

白内障手術の費用を決める3つの要素を理解しよう

白内障手術の費用は「同じ手術なのにクリニックによって全然違う」と感じる方も多いのですが、それには明確な理由があります。費用を決める主な要素は以下の3点です。

Point 01

眼内レンズの種類 ── 単焦点か多焦点かで「保険適用か否か」が変わる

白内障手術では、にごった水晶体を取り除いたあとに人工の眼内レンズを挿入します。保険適用となる「単焦点眼内レンズ」か、自由診療となる「多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)」かによって、費用の仕組みがまったく異なります。

Point 02

健康保険の自己負担割合 ── 1割・2割・3割で実際の支払額が変わる

保険適用の単焦点レンズ手術の場合、自己負担は健康保険の負担割合によって異なります。70歳未満の方は原則3割負担、70〜74歳の方は2割負担(現役並み所得の場合は3割)、75歳以上の後期高齢者の方は原則1割負担です(所得により異なります)。年齢・所得によって実際の支払額が変わるため、事前に確認しておくことが大切です。

Point 03

手術の方式・検査・施設の体制 ── 術前検査・麻酔・術後ケアの内容も費用に影響

手術前の精密検査費用、点眼麻酔・局所麻酔の種類、術後の処置・点眼薬代なども費用の一部となります。また、施設によっては入院対応か日帰りかで入院費が加わることもあります。日帰り手術に対応しているクリニックでは、入院費が不要になる分、費用を抑えやすい場合があります(クリニックごとに異なります)。

単焦点レンズと多焦点レンズ——費用と見え方の違いを比べてみよう

白内障手術で最も重要な選択のひとつが「どの眼内レンズにするか」です。大きく分けて「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)」の2種類があり、費用面だけでなく術後の見え方にも大きな差があります。

項目 単焦点眼内レンズ 多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)
保険適用 ✅ 保険適用(自己負担あり) ❌ 自由診療(全額自己負担)
費用の目安 自己負担割合に応じた保険診療費(高額療養費制度の対象) 詳しくはお問い合わせください(自由診療)
ピントが合う距離 1か所(遠・中・近から選択) 遠・中・近など複数距離
術後の眼鏡 距離によって眼鏡が必要な場合あり 眼鏡なしで過ごせる場面が増える可能性がある
こんな方に 費用を抑えたい方・遠距離または近距離のどちらかをよく見たい方 眼鏡からできるだけ解放されたい方・活動的な生活を送りたい方

単焦点眼内レンズのメリット・デメリット

✅ メリット

○ 健康保険が適用されるため費用を抑えやすい

○ 高額療養費制度の対象となるため月単位の負担に上限がある

○ 見え方がシンプルでコントラストが高い

○ 夜間のにじみ(ハロー・グレア)が出にくい傾向がある

⚠️ デメリット

△ 1か所にしかピントが合わないため、他の距離では眼鏡が必要

△ 遠くに合わせると手元が見えにくく、近くに合わせると遠くが見えにくい

△ 術後も眼鏡を使い続ける場面が多い

多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)のメリット・デメリット

✅ メリット

○ 遠・中・近と複数の距離にピントが合いやすい

○ 眼鏡なしで過ごせる場面が増えることが期待できる(個人差あり)

○ 老眼対策としても効果が期待される

○ アクティブなライフスタイルに対応しやすい

⚠️ デメリット

△ 自由診療のため費用が高くなる(詳しくはお問い合わせください)

△ 夜間のハロー・グレアが出る場合がある(個人差あり)

△ 目の状態によっては適応外となることがある

△ 慣れるまで時間がかかる場合がある(個人差あり)

⚠️ よくある誤解:多焦点レンズは「全員が眼鏡不要になる」わけではありません

多焦点眼内レンズは眼鏡なしで過ごせる可能性が高まりますが、目の状態・乱視の程度・生活習慣などによって見え方に個人差があります。すべての方が眼鏡を不要にできるわけではなく、精密な術前検査と専門医によるカウンセリングで、ご自身に合ったレンズを選ぶことが大切です。

白内障手術の費用を抑えるための制度・保険を活用しよう

白内障手術の費用を考えるうえで、ぜひ知っておきたい公的制度と民間保険の活用法があります。上手に活用することで、実質的な負担を軽減できる場合があります。

① 高額療養費制度

1か月の医療費に上限が設定される

高額療養費制度とは、1か月に支払う医療費(保険適用分)が一定額を超えた場合、超過分が払い戻される公的制度です。白内障手術(単焦点レンズ・保険適用)は対象となります。

自己負担の上限額は年齢・所得区分によって異なりますが、例えば70歳未満で年収370万円〜770万円の方(区分ウ)の場合、1か月の上限は「80,100円+(医療費総額−267,000円)×1%」が目安とされています(所得区分によって異なります)。事前に加入している健康保険組合や国民健康保険の窓口に確認することをおすすめします。

② 医療保険

入院給付金・手術給付金

民間の医療保険に加入している場合、白内障手術で手術給付金が支給される契約があります。日帰り手術でも給付対象となるケースがありますが、保険の種類・契約内容によって大きく異なります。手術を検討する際は、事前に加入している保険会社に確認することが重要です。

③ 高度先進医療特約

多焦点レンズ手術に使える場合がある

生命保険・医療保険に「高度先進医療特約」が付いている場合、厚生労働大臣承認医療機関で行われた多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)手術の費用が給付の対象になることがあります。この特約は施設が厚生労働大臣の承認を受けていることが前提条件となります。

医療法人セントラルアイクリニックは厚生労働大臣承認医療機関ですので、高度先進医療特約をお持ちの方はご加入の保険内容をあらかじめご確認ください。詳しくは当院スタッフにご相談いただくことも可能です。

見えることを、もっと自由に、もっと快適に。

まずはお気軽にご相談ください


ご予約・お問い合わせはこちら

白内障手術を受けるクリニック選びで大切な5つのポイント

費用の次に気になるのが「どのクリニックで手術を受けるか」です。白内障手術は目の一生を左右する大切な決断です。費用だけでなく、以下のポイントを総合的に判断することをおすすめします。

Point 01

医師の専門性と手術実績

白内障手術は高度な技術を要する手術です。担当医が日本眼科学会認定の眼科専門医かどうか、過去の手術実績はどの程度あるかを確認しましょう。

Point 02

術前検査の充実度

眼内レンズの度数を決める術前検査は、手術の成否を大きく左右します。眼軸長・角膜曲率・角膜形状など複数の精密検査を行い、目の状態を詳しく把握できる設備があるかを確認しましょう。

Point 03

アフターフォロー体制

白内障手術後は定期的な経過観察が必要です。術後に合併症が起きた場合の対応、定期検診の有無、緊急時に相談できる連絡体制があるかも重要なチェックポイントです。

白内障手術後の見え方と生活の変化

白内障手術後は、にごっていた水晶体が透明な眼内レンズに置き換わるため、視界の明るさ・色の鮮やかさが改善されることが期待できます(個人差があります)。多くの方が「色がこんなにはっきり見えるとは思わなかった」「かすみが取れてスッキリした」と感じると言われています。

ただし、手術直後は見え方が安定するまでに数日〜数週間かかることがあります(個人差があります)。術後は医師の指示に従い、点眼薬の使用や激しい運動・水への接触を避けるなどの生活上の注意事項を守ることが大切です。

⚠️ 白内障手術に関する注意点

白内障手術はすべての方に適応があるわけではなく、目の状態・全身の健康状態・使用している薬によって手術方法や時期が変わる場合があります。また、術後には後発白内障(後のう混濁)が生じることがあり、その場合はレーザー治療が必要になることもあります。手術のリスクや合併症については術前に担当医から十分な説明を受け、納得したうえで臨むことが大切です。

医療法人セントラルアイクリニックの白内障手術へのこだわり

愛知県名古屋市中村区・名古屋駅徒歩3〜5分の桜通豊田ビル14Fに位置する医療法人セントラルアイクリニックは、2000年の開設以来、白内障手術をはじめとする眼科専門の医療を提供し続けてきました。

👨‍⚕️ 全医師が日本眼科学会認定眼科専門医:院内のすべての医師が専門医資格を保有しており、保険診療から多焦点レンズ手術まで一貫して対応できる総合眼科体制を整えています。

🏥 大学病院レベルの検査・手術設備:術前の精密検査から手術まで、大学病院に匹敵する設備で対応。院長渥美一成は白内障手術4,314眼以上・屈折矯正手術7,123眼以上の執刀実績があります(平成27年6月現在・院長単独集計)。

📅 術後10年間の長期アフターフォロー:年1回の定期検診案内を郵送するほか、術後24時間対応の専用電話を設置。患者さんの目に責任を持ち続ける体制を整えています。

🔒 厚生労働大臣承認医療機関:多焦点眼内レンズ(マルチフォーカルIOL)手術が生命保険の高度先進医療特約の対象になる可能性があります。ご加入の保険内容と合わせてご確認ください。

🏙️ 名古屋駅前の好アクセス・全て日帰り手術:名古屋市中村区の名古屋駅から徒歩3〜5分、地下鉄桜通線「国際センター駅」からも徒歩5分。地下街からもアクセス可能で、日帰り手術のため入院の必要がありません。

👨‍⚕️ 渥美 一成 院長からのコメント

「医療は究極のサービス業」という信念のもと、当院では白内障手術においてもお一人お一人に丁寧なカウンセリングを行い、費用・レンズの種類・術後の生活への影響を含めてわかりやすくご説明しています。私自身もレーシック手術を受けた経験があり、患者さんが手術前に感じる不安や疑問に寄り添えると考えています。「患者さんの目に一生責任を持ちたい」という想いで、術後10年にわたるフォローを徹底してまいります。

白内障手術の費用に関するよくある質問(FAQ)

Q白内障手術は両目同時に受けられますか?費用は2倍になりますか?
A白内障手術は基本的に片目ずつ行うことが多く、安全面から日を分けて手術するのが一般的です。そのため費用も片目分ずつかかるケースが多くなります。ただし、保険適用の手術であれば高額療養費制度の「世帯合算」や「多数回該当」を利用できる場合があるため、詳しくは加入している健康保険の窓口にご相談ください。両目の手術間隔や方針については、術前検査の結果をもとに担当医が個別にご説明します。
Q白内障手術の費用はいつ支払うのですか?分割払いは可能ですか?
A一般的には手術当日または術後の診察時にお支払いいただくケースが多いですが、クリニックによって対応が異なります。分割払いやクレジットカードの対応可否についても、クリニックごとに確認が必要です。当院の費用・お支払い方法については、お電話またはカウンセリング時にお気軽にお問い合わせください。
Q白内障が軽度でも手術は受けられますか?費用は変わりますか?
A白内障手術の適応は「にごりの程度」だけでなく、「日常生活への支障度・視力・他の目の病気との兼ね合い」などを総合的に判断します。軽度の白内障でも、患者さんの生活上の不便が大きければ手術が検討されることもあります。費用はレンズの種類・保険適用の有無によって決まり、白内障の進行度によって変わるものではありません。まずは眼科専門医による精密検査を受けることをおすすめします。

📋 この記事のまとめ

✅ 白内障手術の費用は「単焦点レンズ(保険適用)」か「多焦点レンズ(自由診療)」かで大きく異なる

✅ 保険適用の単焦点レンズ手術は高額療養費制度の対象になり、自己負担に上限が設けられる

✅ 多焦点レンズ(マルチフォーカルIOL)は生命保険の高度先進医療特約が使える場合があるため事前確認を

✅ クリニック選びでは「専門医資格・手術実績・術前検査の充実度・アフターフォロー」を総合的にチェック

✅ 費用や適応の詳細は目の状態によって異なるため、まずは眼科専門医への相談が大切

白内障手術の費用・治療について、まずはお気軽にご相談ください

名古屋駅徒歩3〜5分・全医師が日本眼科学会認定眼科専門医。費用のこと、レンズの選び方、保険の活用法まで、丁寧にご説明します。術前検査のご予約もお気軽にどうぞ。

見えることを、もっと自由に、もっと快適に。

まずはお気軽にご相談ください


ご予約・お問い合わせはこちら

【診療時間】月・水・木・金・土 10:00〜12:30 / 16:00〜18:00 火・日・祝 休診

14時以降の受診は事前予約が必要です。電話受付 10:00〜17:00

監修医師プロフィール

渥美 一成(院長)

名古屋駅に日帰り白内障手術と屈折矯正手術センターを開設して今年で25年目を迎え、屈折矯正手術9121眼、白内障手術6437眼、緑内障手術563眼、網膜硝子体手術69眼、硝子体内注射975眼、その他634眼(令和7年12月現在)を行わせていただきました。

資格・所属学会:日本眼科学会専門医、ASCRS、ESCRS、JSCRS、ARVO、日本眼科学会、日本神経眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本緑内障学会、日本眼光学学会 各会員

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。