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緑内障は治る?治療で進行を止める方法を眼科専門医が解説|名古屋


緑内障は治る?治療法・目薬・手術・進行を抑える生活習慣を眼科専門医が解説

「緑内障と診断されたけれど、きちんと治療すれば治るの?」と不安を感じている方は少なくありません。

結論からお伝えすると、緑内障は現時点の医学では「完治」が難しい病気ですが、適切な治療によって進行を大幅に抑え、視野と視力を長期にわたって守ることが期待できます。早期に発見して治療を続けることが、日常生活への影響を最小限にするうえで最も重要なポイントです。

✅ 緑内障が「治る」とはどういう意味か、正確に理解できる

✅ 目薬・レーザー・手術など治療の選択肢と特徴がわかる

✅ 進行を抑えるために日常生活でできることがわかる

緑内障とは?「治る」という言葉の正しい意味

緑内障で失われた視野は戻らない——だからこそ早期発見が大切

緑内障は、眼圧の上昇や血流障害などが原因で視神経が少しずつダメージを受け、視野(見える範囲)が狭くなっていく病気です。日本における中途失明の原因の第1位であり、40歳以上の約20人に1人が罹患しているとされています。

最も重要な点は、一度失われた視神経と視野は、現在の医療技術では回復させることができないという事実です。これが「緑内障は完治が難しい」と言われる最大の理由です。しかし、適切な治療を続けることで進行を止め、または大幅に遅らせることが期待でき、多くの患者さんが生涯を通じて日常生活に支障のない視野を保っています。

緑内障の種類によって治療アプローチが変わる

緑内障にはいくつかの種類があり、それぞれ原因や治療法が異なります。日本人に最も多いのは正常眼圧緑内障(NTG)で、眼圧が正常範囲内(10〜21mmHg)であっても視神経が障害される特殊なタイプです。次いで多いのが原発開放隅角緑内障で、房水の排出経路が徐々に詰まって眼圧が上昇するタイプです。また、隅角が急に閉じることで眼圧が急上昇する急性閉塞隅角緑内障は緊急治療が必要なケースがあります。

よくある誤解:「眼圧が正常だから緑内障ではない」は間違い

⚠ 眼圧正常でも緑内障は発症します

「健康診断で眼圧が正常と言われたので緑内障の心配はない」と思っている方が多いのですが、これは正確ではありません。日本人の緑内障の約70〜80%は正常眼圧緑内障と言われており、眼圧だけでは判断できません。視神経の状態や視野検査を行わなければ診断はできないため、定期的な眼科受診が欠かせません。

緑内障が進行する仕組みと主な原因

Point 01

眼圧の上昇 ── 房水の流れが滞ることで視神経が圧迫される

目の中では房水という液体が常に産生・排出されてバランスを保っています。排出経路(線維柱帯や隅角)が詰まると房水が溜まり、眼圧が上昇します。この圧力が視神経を継続的に圧迫し、少しずつダメージを与えるのが緑内障の主なメカニズムです。

Point 02

視神経の血流障害 ── 正常眼圧でも血液供給が不足する場合がある

正常眼圧緑内障では、眼圧が正常範囲内でも視神経への血流が不十分なことが原因のひとつと考えられています。血流障害によって視神経細胞が栄養不足に陥り、徐々に機能が低下していきます。冷え性・低血圧・偏頭痛のある方はリスクが高い場合があります。

Point 03

遺伝・体質・生活習慣 ── リスク因子を知ることが予防・管理の第一歩

家族に緑内障の方がいる場合、発症リスクが高まることが知られています。また、強い近視(強度近視)の方は視神経が薄くなりやすく、緑内障を発症・進行しやすい傾向があります。加齢も大きなリスク因子であり、40歳を過ぎたら定期検査を受けることが勧められます。

緑内障の治療法|進行を抑えるための主な選択肢

①点眼薬(目薬)治療——緑内障治療の基本

緑内障治療の第一選択は点眼薬(目薬)です。眼圧を下げることで視神経へのダメージを減らすことを目的とします。主な種類としては、プロスタグランジン関連薬・β遮断薬・炭酸脱水酵素阻害薬・α2作動薬などがあり、患者さんの状態に合わせて単独または複数種を組み合わせて使用します。

点眼薬は毎日継続して使い続けることが大切です。症状がなく「治った」と感じても、自己判断でやめてしまうと再び眼圧が上昇し進行が加速するリスクがあります。

✅ 点眼薬のメリット

○ 体への負担が少ない

○ 自宅で手軽に継続できる

○ 種類が豊富で個人に合わせやすい

○ 保険適用(一定の自己負担あり)

⚠️ 点眼薬の注意点

△ 毎日の継続が必要(自己中断は危険)

△ 副作用(目の充血・全身症状など)が出る場合がある

△ 重症例では眼圧が十分に下がらないことも

△ 効果には個人差があります

②レーザー治療——目薬の補助や代替として

点眼薬だけでは眼圧コントロールが難しい場合や、薬の副作用が心配な方に対してレーザー治療が検討されることがあります。代表的なのは選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)で、房水の排出経路に低エネルギーのレーザーを当てて排水を促し、眼圧を下げる方法です。外来で受けられ、入院不要・日帰りで行えるケースが多いとされています(個人差があります)。

また、急性閉塞隅角緑内障の予防・治療にはレーザー虹彩切開術(LI)が使われ、虹彩に小さな孔をあけて房水の流れを確保します。レーザー治療は視神経を回復させるものではなく、眼圧を下げることで進行を抑えることを目的としています。

③手術治療——進行が止まらない場合の選択肢

点眼薬やレーザーでも十分に眼圧をコントロールできない場合には、手術が選択肢となります。主な術式として、線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)は結膜の下に房水を逃がすためのスペースを作る手術で、大幅な眼圧低下が期待できます。線維柱帯切開術(ゴニオトミー・トラベクロトミー)は房水の排出経路を広げる方法で、比較的低侵襲とされています。

近年はMIGS(最小侵襲緑内障手術)と呼ばれる微小切開による手術も普及しており、白内障手術と同時に行うことができる場合もあります。いずれも手術の効果や適応は患者さんの状態によって異なるため、担当医と十分に相談することが大切です。

⚠️ 緑内障治療を自己中断しないでください

緑内障の症状は初期段階では自覚しにくいため、「調子がいいから大丈夫」と治療を中断してしまう方がいます。しかし治療を中断すると眼圧が再び上昇し、視野が急速に悪化するリスクがあります。自覚症状がなくても、必ず定期的に眼科を受診し続けることが視力・視野を守るうえで不可欠です。

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緑内障の進行を抑えるために日常生活でできること

眼圧を上げないための生活習慣

治療を継続しながら、日常生活でも意識的に眼圧をコントロールする工夫が大切です(効果には個人差があります)。

✅ 適度な有酸素運動(ウォーキングなど)は眼圧を下げる効果が期待できるとされています

✅ 長時間うつむいた姿勢での作業(スマートフォンの長時間使用など)は眼圧を上げやすいため注意が必要です

✅ ネクタイや詰まった衿元など首を締めつける服装は眼圧に影響する場合があります

✅ 一度に大量の水を飲むことは一時的な眼圧上昇を招く可能性があります。こまめな水分補給を心がけましょう

✅ 睡眠時の姿勢も眼圧に影響します。横向きで寝る場合、下になっている目の眼圧が上がりやすいとされています

定期検査を欠かさずに受けることの重要性

緑内障の管理において、視野検査・眼圧測定・視神経の観察を定期的に行い、治療効果を確認し続けることが何よりも大切です。「現在の治療で進行が抑えられているか」を客観的なデータで確認しながら、必要に応じて治療内容を調整していきます。検査の頻度は病状によって異なりますが、一般的には1ヶ月に1回程度の通院が目安とされることが多いです(担当医の指示に従ってください)。

視神経への血流改善という新しいアプローチ

正常眼圧緑内障など、眼圧コントロールだけでは進行を抑えることが難しいケースでは、視神経への血流を改善するアプローチが注目されています。スーパーライザーによる近赤外線治療や高濃度水素吸入療法などは、従来の眼圧コントロールとは異なる観点から視神経の保護・血流改善をサポートする可能性が研究されています(効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が出るわけではありません)。

名古屋で緑内障を相談するなら——医療法人セントラルアイクリニックのこだわり

愛知県名古屋市中村区・名古屋駅から徒歩3〜5分の医療法人セントラルアイクリニックでは、緑内障の診療から治療・長期管理まで、専門的な体制でサポートしています。

🔵 全医師が日本眼科学会認定眼科専門医——院内のすべての医師が専門医資格を保有。保険診療から高度な手術まで一貫した体制で対応します

🔵 緑内障・網膜硝子体手術専門医が常駐——向後 二郎医師は聖マリアンナ医大に20年・秋田大学に3年在籍した緑内障・網膜硝子体手術の専門家。高度な症例にも対応できます

🔵 高濃度水素吸入療法(Hycellvator PF72)、スーパーライザー ——正常眼圧緑内障や網膜色素変性症など難治性疾患への先端的サポートを名古屋駅前で提供

🔵 大学病院レベルの検査・手術設備——精密な視野検査・眼圧測定・視神経解析を行い、客観的なデータに基づいた治療計画を立案します

🔵 術後24時間対応の専用電話・長期フォロー体制——手術後も患者さんの目に責任を持ち続ける仕組みを整えています

👨‍⚕️ 向後 二郎 医師(緑内障・網膜硝子体手術専門)よりひとこと

「緑内障は『治らない病気』ではなく、『うまく付き合っていく病気』です。早期に発見し、適切な治療を根気よく続けることで、生涯にわたって良好な視野と視力を維持している患者さんは数多くいらっしゃいます。当院では緑内障の専門的な診療に加え、血流改善療法など多角的なアプローチをご提案しています。一人で不安を抱えず、まずお気軽にご相談ください。」

緑内障に関するよくある質問(FAQ)

Q緑内障と診断されたら必ず失明しますか?
A緑内障と診断されても、適切な治療を継続することで多くの方が失明を回避できています。ただし「緑内障は放置すると失明に至る可能性がある疾患」であることは事実です。早期発見・早期治療開始が視野・視力を守るうえで非常に重要です。自覚症状が乏しいうちから定期検査を受け、担当医の指示通りに治療を継続することが大切です。
Q緑内障の目薬はずっと使い続けなければいけませんか?
A多くの場合、点眼薬は長期間(場合によっては生涯)にわたって継続する必要があります。眼圧が安定していても自己判断でやめてしまうと、眼圧が再上昇して病気が進行するリスクがあります。副作用が気になる場合や点眼が負担な場合は、別の薬への変更やレーザー治療・手術などの選択肢を担当医に相談してみることをお勧めします。
Q緑内障の手術は保険が適用されますか?
A緑内障の標準的な手術(線維柱帯切除術・線維柱帯切開術など)は基本的に保険適用となります(自己負担額は保険の種類・年齢・医療機関によって異なります)。一方、正常眼圧緑内障に対する高濃度水素吸入療法などは保険外(自由診療)となります。詳しくは担当医またはクリニックにお問い合わせください。当院(名古屋市中村区)は厚生労働大臣承認医療機関であり、高度先進医療特約対応の認定施設です。

📝 この記事のまとめ

✅ 緑内障は現時点では完治が難しいが、適切な治療で進行を抑えることが期待できる

✅ 日本人の緑内障の約70〜80%は正常眼圧緑内障。眼圧が正常でも安心はできない

✅ 治療は点眼薬・レーザー・手術と段階的に選択肢があり、患者さんの状態に合わせて判断する

✅ 自己中断は視野悪化の大きなリスク。自覚症状がなくても通院・治療の継続が不可欠

✅ 視神経への血流改善アプローチ(高濃度水素吸入療法・スーパーライザーなど)も選択肢のひとつ

緑内障のことが心配な方へ——名古屋駅前の眼科専門施設へご相談を

「緑内障かもしれない」「治療を続けているけれど不安」そんな方は、ぜひ一度、専門医にご相談ください。愛知県名古屋市中村区・名古屋駅徒歩3〜5分のセントラルアイクリニックが、丁寧なカウンセリングと精密な検査で、あなたの目の状態をしっかり診ます。

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【診療時間】月・水・木・金・土 10:00〜12:30 / 16:00〜18:00 火・日・祝 休診

14時以降の受診は事前予約が必要です。電話受付 10:00〜17:00

監修医師プロフィール

渥美 一成(院長)

名古屋駅に日帰り白内障手術と屈折矯正手術センターを開設して今年で25年目を迎え、屈折矯正手術9121眼、白内障手術6437眼、緑内障手術563眼、網膜硝子体手術69眼、硝子体内注射975眼、その他634眼(令和7年12月現在)を行わせていただきました。

資格・所属学会:日本眼科学会専門医、ASCRS、ESCRS、JSCRS、ARVO、日本眼科学会、日本神経眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本緑内障学会、日本眼光学学会 各会員

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。