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院長ブログ

自費診療と選定医療:多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ挿入術は保険診療ではありません。日本は、保険診療と自費診療を同時にできません。以前、多焦点眼内レンズ挿入術は、先進医療で、本来自費である多焦点眼内レンズが12年間に渡り、民間の先進医療特約に加入している人は全額、自費の先進医療が保険会社が支払ってくれたため、無料で多焦点眼内レンズ挿入術を受けることができました。先進医療は、本来、先進的な医療が保険診療になる前に、きちんとデータをとって有効性が確認できれば、保険診療になるというものです。多焦点眼内レンズはデータは問題ありませんでしたが、極端なことを言うと、誰もが年を取れば、白内障になりますので、それが、全員単焦点眼内レンズから多焦点眼内レンズになると、白内障の医療費が高額になることから、厚生労働省が保険にせず、先進医療は1期6年、2期までのため、中止となりました。ただ、多焦点眼内レンズのデータがよいものですから、全てを自費にすることができず、選定医療という唯一の混合診療ができる方法をとりました。これは、メーカーが申請すれば手術は保険診療で、眼内レンズのみが自費という扱いになりました。ただ、これも、先進医療が人によっては無料になっていたので、先進医療がなくなったとたん、多焦点眼内レンズの数は激減しました。当院では、LMPxTのような、もともと自費診療の多焦点眼内レンズのみ残り、選定医療を選ぶ人はほとんどいませんでした。現在、セントラルアイクリニックではオーダーメイドの自費診療のLMPxT7割、選定医療3割です。