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院長ブログ

多焦点眼内レンズの問題点

多焦点眼内レンズは2つや3つあるいは5つの焦点があるため、一般的に単焦点より多焦点の方がシャープさがないと言われます。回折型が遠くに40%、近くに40%の光量を使い、あとの20%はロスと言われた時代もあります。また、光の滲み、グレア、ハローは単焦点よりは大きいです。しかし、それらの問題点も、多焦点眼内レンズが回折型ではないEDOF(焦点深度拡張)を用いたことにより、少なくとも、遠くから中間迄は非常に自然な見え方になるようになりました。あとは、どの程度近くを見えるようにするかということで、ミニマムモノビジョンにして近くを見えるようにしたり、EDOF⁺2焦点にしたりとかいろいろやられています。多焦点眼内レンズの満足度は、その施設がどの程度、多焦点眼内レンズを扱っているかと、ORTによるきちんとしたデータを少なくとも2回以上やっているか、さらに言うと、もし、度数が合わなかったときタッチアップ(LASIKやPRKで度数をぴったりあわせることができるか)ができる施設化が、重要になります。いずれにしろ、最近の多焦点は、遠方は単焦点と同様な見え方、中間から近方はあきらかに単焦点より、良く見え、ハロー、グレアも少なくなりました。